コロナで自粛生活を余儀なくされ、ピアノレッスンもリモートレッスンに切り替えて、ピアノ道邁進中の娘。
コンクールに出たい!と言い出したのは、小学1年生のいつごろだったか・・・
その時開催されているコンクールには、時間が短すぎて、来年出てみようという事になり、手始めにピティナに出ることにしました。
今まで、教室の発表会にしか出た事がなかったので、親としては、失敗しないか、どきどきしながら(笑)本番を迎えました。
本番には、先生が来てくれ、足台の調節もしてくるというので、お礼はどうしたら良いものか、色々悩みました。
着替えや服装、本番演奏でどんな事を気をつけたのか、どんなコメントを貰ったのか、先生へのお礼等、ピティナステップに出た感想を、あれこれまとめます。
服装や着替えはどうした?靴の選択。
ピティナステップは、誰でも受けられ、アドバイザーからコメントを貰えるピアノ発表会といった感じでしょうか。
コンクールの練習に受ける方もいますし、積極的に取り入れているピアノ教室なんかもあるようです。
ピアノの階級を目的としている方もいます。
服装なんですが、真冬に開催されていたんですが、ホール内は、本当に暑く、ノースリーブのドレスでも、平気なくらいでした。
冬だったので、ドレスに、ショートブーツを履いて出たんですが、これが、本当に失敗でした。暑くてしょうがなかったようです。
ピアノの発表会には、フォーマルな靴が一番だなと反省しました(笑)
男の子は、シックな運動靴のお子さんもいました。
ピティナは、全国各地で開催されているので、家から近い場所で受けられるのも利点。着替えをしてから会場に向かいましたが、男の子は、到着してから着替えてる子が多かったかな(笑)年齢が小さいほど、着替えを用意した方が、いいですね。
ピティナステップ発表会で気をつけること。どんなコメントを貰った?
演奏は勿論なんですが、やはり、礼に始まり、礼に終わるが大事。
通っているピアノ教室では、必ず一度観客を見て礼をし・・・と、練習もしてくれました。これは、通常の教室の発表会でも、同じように指導してくださっているので、助かりました。
演奏とは無関係なようで、大事な事だなと私も思います。
ピティナステップでは、演奏後、3人のアドバイザーによる審査があり、その階級が合格しているか、審査され、コメントがもらえます。
S・・・感動の度合いが非常に大きい演奏
A・・・音楽性やテクニックなどにプラス要素のあった演奏
B・・・該当ステップに十分な合格レベルの演奏。基準評価
C・・・もう一息の努力・工夫でさらに充実した演奏になるもの
D・・・もう一度同じステップにチャレンジしましょう
という判定がでます。
B以上が出ていたら、合格という事でしょう。
それでは娘はどんなコメントを貰ったんでしょうか。
演奏した曲は1、女王様のメヌエット2、たのしく歌いましょうです。(以下女王・たのと記載します)
1アドバイザー
女王・判定A
しっかりとしたタッチで、強弱も考えながら、演奏されています。より長くフレーズを捉え、(方向性)どうまとめるか考えてひけるとさらに良くなると思います。
たの・判定A
こちらも、よい明るい音質で弾けました。さらにメロディの響きが出てくると良いですね。コンクール頑張ってください。
2アドバイザー
女王・判定B
ていねいなテンポで優しい音でひけていますね。すこし、手首が揺れてしまうとメロディにたくさんの力が入り過ぎてしまうので、もう少し鍵盤の中や奥の方でひけるとよいでしょう。
たの・判定B
正確なテンポで、聴きやすかったです。
3アドバイザー
女王・判定A
きちんとした曲運びです。手首をまっすぐにしてあまりふらないようにして弾くと、もっと、弾きやすくなると思います。
たの・判定A
左手のメロディよく歌えています。伴奏の和音をもう少し軽く弾けるともっと良くなると思います。コンクール頑張ってね♪
とありました。2曲でも、本当に短い演奏を1回聴いただけで、とても、適確な指導が盛り込まれていました。
と、同時に、ピアノ教室の先生に、いつも言われている事だな〜(汗)とも思い、先生に評価を持っていって見せた時に、その事を話して笑いました。
先生も、熱心に指導してくれていると、再確認したことでもありました。
ピティナステップで、ピアノ教室の先生が来てくれた。先生へのお礼やお車代などはどうした?
当日、ピアノの先生が駆けつけてくれ、娘の足台の調整をしてくれました。
わざわざ、この事だけのために、駆けつけてくれたのもあり、何かお礼をしたいと思いましたが、どのくらいのものを差し上げれば良いのか、分かりませんでした。
ピティナな、居住地区で開催されているものを選択したので、お車代と言っても、本当に近い場所でもあり、コンクールでもないしなあと悩みました。
色々検索していると、何もしない〜二千円程度のお花やお菓子等という意見が多くあり、お菓子にしました。
私は、ねんりん家のバームクーヘンが好きなので、3千円台の色々詰まったセットを購入しましたよ〜。やっぱり、3千円以上だと、それなりに豪華に見えるな〜と(笑)
年内のコンクールに、多数出場される方だと、それも、出費の一部になります。
気持ちよく続けられる程度で、いいかなと個人的には思いました。
やっぱり、娘のために駆けつけてくれて、手助けしてくれたことは、本当にうれしかったです。
コンクールで来てくれた場合は、お車代と、お菓子を渡そうと思います。
ピティナピアノステップのメリットや感想まとめ
ピアノ教室に通っていると、先生の指導は聞けますが、それ以外は当たり前ですが、聞きません。ピティナは、審査員からのコメントがもらえるのが最大のメリットだと思います。
ピアノ教室主催の発表会よりも、より緊張感もあるし、同じ級を受けるお子さんの演奏も聞くことができます。
先生が、娘に発表会が終わって、演奏とても良かった、お辞儀もとても良かったと褒めてくれて最後に訪ねました。
『○○ちゃん、演奏が終わってどうでしたか?』
『楽しかった〜』
と笑顔。先生は、それが一番いい!と、本当に喜んでくれました。
そうですね。それが、一番大事かなと私も思います。
最後に、少し付け加えると、娘はこの時、小学1年生でした。
普通に座ると、ペダルに足は届きません。
ペダル付きの足台をつけてやらせた方がいいのか、先生に相談しました。
これは、賛否両論あるけれど、補助ペダルは結構固くて、前に使っていたけれど、使いづらいし、手で表現する事が重要で、その方が大事と話してくれました。
使っているお子さんもいました。
これは、賛否両論あるくらいなので、好みかなと思います。
今度は、秋のコンクールに向けて、頑張って行きます。
コンクールの難易度と、娘の実力を考慮して、曲を選択するんですが、実力に達している曲で、賞を狙いに行くか、実力にまだ達していない曲で入賞できるかどうかだけどやってみるかどっちにする?と娘にきちんと説明してくれました(笑)
娘は難しい方でやりたい!といいました。
お!頑張れ、娘よ。その考え、お母さん、好きだわ〜!!
秋のコンクールですが、コロナで先行き不透明。
コロナがおさまり、無事開催される事を願っています。
ピティナのHPを見ると、なんと!オンライン(ZOOM)で審査が受けられるそうです。これは、新時代ですね。
ピティナピアノステップに興味のある方の参考になれば、幸いです。