夏ドラマ『ボイス110緊急指令室』の一話を見て、ハラハラし、原作は何かな?と調べたら、韓国ドラマが原作であることが分かり、Amazonプライムビデオで見られることも分かり、我慢できずイッキ見しちゃいました。
私の中で、これまでに見た韓国ドラマの中で一番残忍で、呼吸が止まるくらい苦しく、そして、面白かったドラマでした。
韓国版では、『ボイス112の奇跡』
と、題されています。
日本では110番、韓国では112番が警察への緊急連絡の番号が使われているんだなと、少し発見もありました(笑)
イッキ見した後に、ボイス(韓国版)ロスに陥り、日本版を最近イッキ見しております。
※この先は、ネタバレも含むので、見たくない方は離脱してください。
また、個人的な感想をまとめたものです。
ドラマ『ボイス』日本リメイク版と原作韓国版はどっちが面白い?
これは、圧倒的に韓国版です!!
このドラマには、韓国ドラマ特有の生き別れの親子や兄弟の再会や、記憶喪失がなく、アクションシーンも派手で、裏切る様や、残忍さ、犯人の苦悩と美しさ、それを追う刑事の復讐心と正義感、信頼感などが巧みに描かれています。
今、日本リメイク版のボイスを見ているんですが、内容の本筋はだいたい原作にそっているんですが、韓国ドラマは、全16話もあり、内容がより繊細で、犯人の思考やなぜ犯罪者となってしまったのかという部分がより深く描かれています。
私が見たボイス韓国版は、シーズン1の主演は、チャン・ヒョクさんが演じています。
余談ですが、このボイスは、韓国ではシーズン2、3まで出ているようです。
犯人は誰?韓国版犯人役のキム・ジェウクさんの美しさと狂気を超えられるか!?
何と言っても、犯人役のキム・ジェウクさんがかっこよく、そして怖い!!本当に怖い!!!
高身長で、恐ろしいさと美しさを兼ね合わせています。
韓国ドラマは、最初全然好みでもない人が、どんどん魅力的に見えてくるんですよね(笑)韓国映像は、自然の美しさ等も巧みに取り込んでいて、情景がより神秘的に上手に取り入れている感じがします。
この役を誰がやるんだ!?
とずっと気になっていました。
日本版では、伊勢谷友介さんです。
主人公を唐沢寿明さん、真木よう子さんときて、伊勢谷友介さんで、申し分ない実力派俳優の皆さんだと思います。
ただ、韓国版より、皆さん年齢が高いです。
唐沢寿明さんは、56歳。
チャン・ヒョクさんは、42歳。
真木よう子さんは、36歳。
イ・ハナさんは、36歳。
伊勢谷友介さんは、43歳。
キム・ジェウクさんは、36歳。
※2019年8月現在
真木よう子さんだけ、原作韓国版のヒロインと同い年ですね。
犯人の入浴シーンも同じようにあるんですが、肌の若さが違うかな(笑)
と、個人的には思いました。
キム・ジェウクさん演じる犯人役は、若く、美しくて、冷血漢で、ゾクゾクする表情をします。
財閥の息子感も貫禄があり、洗練されています。
感想まとめ
私は、日本ドラマが大好きで、韓国どっぷり派ではありませんが、今回のボイスは、現作韓国版ボイスシーズン1を見てほしいなと思いました。
韓国版をそのままリメイクするには、ちょっとむずかしいところもあります。
日本版は、1シーズンが短いので、9話や10話で話をまとめなきゃならないこと。
逆に、韓国ドラマは、長すぎてまどろっこしいところもあります。
日本では、韓国のように同族経営で財閥の力が絶対!!の時代は一昔前の感覚だったりするのも、リメイクの難しさでもあるんじゃないかなと思います。
韓国版だから合っている話や、映像の明暗コントラストがはっきりしていたり、悲壮感も日本人より激しいので、より残忍にグロく写し出せているんじゃないかな?
とも思います。
話も、次話でその物語の真相がわかり、またその話の最後は次にとなるので、早く次がみたい!と掻き立てられます!!これは、16話もあるだけあって、とっても見応えがある特徴ですね。
室員役のイェソンさんもとっても可愛く目立っていました。
相棒役のペク・ソンヒョンさんも演技がうまく、どうか裏切らないで!!と思って、ハラハラ・ドキドキさせられます。
そして、子役の演技も抜群にうまいなと思いました。
主人公の息子役、洗濯機の中で隠れる男の子、犯人役の幼少期と子役が数人出てくるんですが、本当に上手でしたよ。
ただ一つ、韓国版ラストに関しては、ちょっと映像がホラー化しているのが、少し残念でした(笑)設定はいいんだけど、これはちょっと・・・と思っちゃいました。
これは、韓国版でも日本版でも本作を見てほしいです。
我が家は、アマゾンプライム会員なので、Amazonビデオでこの原作韓国版のボイスを見ることができました。
日本版を見終わった後でも、十分楽しめると思います。
#6で、韓国版と日本版で話が違っています。
キム兄演じる同期の刑事が、真犯人に縛られ鉄球で殴られるシーンが描かれています。
原作だと、こんなシーンはなく、この刑事は最後まで犯人を追います。
鉄球でボコボコにされるのは、弟分相棒役で、植物人間状態で最後指が少しだけ動き目覚めるのを、主人公とヒロインが願って見守り話しかけます。
泣けるシーンなんです。
ちょっと、第6話で話が変わってきていますね。
日本版の今後が楽しみです!!
リメイク版ボイス110緊急指令室、日本版のラストをどうやって描くのか、最終話まで楽しみに見たいと思います。