孤高のメス第5話が終わりました。
とにかく、重い重い回でした。
生体肝移植後、拒絶反応をおこし患者は死亡してしまいます。
拒絶反応を起こしている最中、2度めのオペ、脳死肝移植をするため、実川(仲村トオルさん)は、当麻(滝沢秀明さん)は奔走するも、まだその時代、脳死は人の死ではないという判断で、日本ではそのオペは出来なかった。
全ては、『今、救いたい命がある』
その想いを胸に、必死に生きる医師の苦悩。
手術は成功しても、患者の体には、なじまなかった。
世の中は、病院や医師を叩きます。
内部からも、嫉妬や妬みで、足を引っ張られます。
その、重く苦しい内容を、滝沢秀明さん、仲村トオルさん見事に演じています。
対抗馬の、宮川一朗太さんも、ものすごく嫌なヤツを見事に演じています。
それと同時に、町長の命の物語も同時進行しています。
本当に、重い苦しい第5話!感想まとめます。
叩く世の中の縮図
最近不祥事が起こると、とにかく『叩く』世の中だなと思います。
そうなってしまったシステムや、そうならないためにどうすればというよりも、叩いて叩いて叩きまくり、ほとぼりがさめたら、ハイ次!ばかり。
ドラマの背景は80年代なんだけど、そういった世の中にメッセージを送っているようにも思えます。
この物語を見ていると、自分の保身と、妬みのためにマスコミに情報を流す宮川一朗太演じる野本を叩いてほしいと心から思っちゃいます。
WOWOWドラマは、とにかく世の中で叩かれそうな部分をドラマ化している事が多く、基本重めですが、やっぱり見ていて、うなずけるところが多いです。
視聴率よりも、メッセージ性を取っているようにも思えます。
だから、見ていて心に刺さるものが多いのかもしれませんね。
見たくない!実川VS当麻
これまで、同じ志を持ち、タッグを組んできた実川と当麻だったが、患者が亡くなることで、この関係は変わって行くのではないかと思います。
あぁ、それは見たくないな。
物語に惹き込まれると、実川(仲村トオルさん)と当麻(滝沢秀明さん)に、ずっと成功してほしい!って、思っちゃうんですよね。
そして、この二人が、次回第6話で、ものすごく叩かれます。
マスコミに、世の中に、病院内外全てから。
マックスに、苦しい場面に差し掛かっています!
しかし、その場面こそ、物語の見どころです。
感想まとめ
この孤高のメスは、DVD化すると思うんだけど、売れると思うな〜。
だって、タッキー最後のドラマ出演作品だし、物語自体も面白い。
今のところ、実川(仲村トオルさん)の物語な感じも強いけれど・・・
ちょっと、軽いタッチの事を話すとすると、タッキーの手がめちゃくちゃキレイでした。白魚のようなとはまさにこの事!
私は、仲村トオルさんの、無骨な年を感じる手の方が好きですが、タッキーの手の綺麗さには注目せざるをえません。
まだ見ていない方は見てね。
もしも、この役を他の人が演じたら誰のをみたいかなとか、結構思う事があるんですが・・・ジャニーズのタレントさんを起用している時は特に。
だって、主題歌とセットなんだもん。
だって、もっと演技上手い人いっぱいいますから。
SNSや、ドラマ公式HPももっと露出が多く見ていて楽しいですもん。
ドラマ好きが先だと、そこは、う〜ん・・・と思うことは正直あります。
でも、この孤高のメスの滝沢秀明さんが演じる当麻先生役は合っています。
爽やかで、それでいて、熱い!!
そんな彼に、世の中の叩く刃が襲いかかる第6話。
その時の苦悩を、その時の希望を、どう演じるのか楽しみです。
紅一点、山本美月さんの1980年代のバブリーな髪型も注目。
そして、当麻を慕うひたむきな気持ちが目線で表現されています。
そこも、可愛くて合ってます。
次回第6話あらすじ
卜部の発言により病院内外で非難される当麻。そして肝移植研究会会長・徳武(六平直政)にも目を付けられ肝移植定着への道を閉ざされてしまう。思い通りに進まない現状に納得のいかない実川。卜部は「やりたいことをやるには権力が必要」と言うのだが……。そんなある日、脳死判定を受けた少年の母親が臓器提供を申し出る。すぐさま肝移植手術をするべく生命倫理委員会に掛けるよう訴える当麻だが、意外な人物から反対される。
WOWOW公式HPよりあらすじ抜粋
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