我が家の娘は今年7歳になります。
11月、七五三は、着物を着ます。
3歳の時は、お義母さんが作ると言ってくれて生地も買い、大正時代風なモダンタイプに仕上がる予定が、直前になって、生地が足りない・・・なんでや!?買いに行ったら、もう売切れててないし、高島屋でもう買って来たわ!と素敵な着物セットを購入してもらいました(笑)
その3歳の着物は、毎年お正月に着用して初詣に5歳まで丈を直して着ていましたが、今年は流石にサイズアウト。
毎年、お正月に着物を着ていた娘は残念がりました。
七五三、7歳の着物はどうするか?
3歳の時の七五三で見かけたお嬢さんが、それはそれは素敵な本結、日本髪で、それをお義母さんと見ていたから、あれは良かったな〜と、どうしようかと一緒に考えていました。娘も、毎年お正月だけだけど、着物を着ていたせいか、和物、着物が好きで、楽しみにしています。
見かけたお嬢さんは、黒の着物を着ていて、それはそれは素敵だったのと、娘は黒が好き。お義母さんの着なくなった羽織か着物をリメイクしようかと、色々見てもらいましたが、生地が足らないや、娘にはちょっと大人すぎる柄とかで断念。
そう言えば、婆ちゃんがお義母さんのために買ってくれていた反物を、私がゆずりうけたまんまだったことを思い出し、これにしよう!と決定。
お義母さんのご実家は、戦前かその昔は京都の呉服問屋だったらしく、婆ちゃんはお義母さんに色々と残してくれていました。
でも、時代は洋服の時代となり、そのままに。
これやったら、婆ちゃんも喜ぶわ!と、仕立ててくれる所を探しだしました。
いつから、用意し始めた?
何が必要?
いったい、着物の仕立てはいくらかかった?
総額いくらかかる?
本結、日本髪にできる美容室の予約などなど、色々まとめたいと思います。
七五三は、レンタル、着物を購入、お仕立、どれにする?価格の違い。
可愛い娘のため、七五三は親にとっても一大イベント。
本来の意味は、ざっくりいうと、子どもが三歳、五歳、七歳になった年の11月15日に、氏神様に子どもの成長に感謝し、今後の健やかな成長を願う行事。
今では、着物を着て撮影をどうするか?的な感じが強いですが(笑)
特に、女の子を持つお家の方が、七五三をどうするのか考えている傾向を感じます。
一番多いのが、『スタジオアリス』『スタジオマリオ』などで、撮影をして、お宮参りは別日に別途料金を支払って、着付けてもらい、お宮参りをするパターン。
写真館で写真を撮ると、低価格でレンタルしてもらえるし、着付けもしてもらえるので、一番利用者が多いですね。写真アルバムの種類で、値段が大きく違ってきます。
続いて、着物一式を購入して着付け、写真館やご自身のカメラで撮影するパターン。
姉妹のお子さんを持つ方は、着物を購入して、姉妹で着せたり、一眼レフなどご自身のカメラで撮影をしたりします。
着物の値段や、写真館で撮影した場合の写真アルバムの種類で、これも値段が大きく変わってきます。
あと、着付けもママがするのか、美容室でしてもらうのかでも、値段が違ってきますね。
今の時代、着物を残しても、後で着ないということもありますが、姉妹でシェアしたり、ずっと大事にして、大人になってその着物を、またお子さんに着せることもできることもメリットです。
お仕立するのは、もちろん時間とお金がかかります。
我が家では、使わなかった反物を仕立てたのですが、それでも、長襦袢も一緒に作らなくてはならないので、一番お金がかかります。
作った後で、お義母さんが、黒が好きやったんなら、そうだ私の留め袖を作り変えても良かったねと言っていました。
お金と時間がかかりますが、親と話し合って、あーしよう、こうしようと3世代で話して進めるのは、本当に楽しいです。
身長の問題で、親は背が小さい、私は大きいので、私が着物を受け継ぐことはできないけれど、7歳、10歳、13歳で着用するために、リメイクするのは大きさ的にもし易いですね。祖母と孫との絆も深まっておすすめです。
七五三の着物って着付けるのに何が必要?
- 着物
- 帯
- 長襦袢
- 帯揚げ
- 帯〆
- 肌襦袢
- 裾よけ
- 帯枕
- 腰紐
- 伊達〆
- 衿芯
- 帯板
- 志古貴
- 箱迫
- 扇子
- 足袋
- 草履
- ハンドバック
- タオル
- かのこ
- ちんころ
- 髪飾り
我が家では、着付けのできる美容室で着付けてもらうんですが、これを揃えてくださいと言われました。
七五三の髪飾りで、『かのこ』『ちんころ』って何?って一瞬どきっとした私ですが(笑)絞りの大小の紐のことです。
七五三の着物一式そろえていくらかかった?仕立てはいつから?
まずは、お婆ちゃんがよく行く百貨店で、仕立てるのに3ヶ月はかかると言われました。春先、3ヶ月もかかるのかということで、他の呉服屋さんへ反物を持ち込んだら、2ヶ月見てくれたら、十分できますってことで、即決でそこで着物と、それに合う長襦袢もお願いしました。長襦袢の生地などは持ってないので、そこで一緒に購入しています。実際お願いしたのは、4月で、着物が出来上がったのは5月の半ばで、1ヶ月ちょっとで、作り上げてくれました。
着物を仕立てる場合は、やはり春先ごろからは、探し始めた方が良いでしょうね。
着物は、とにかく、揃えるものが多くて、仕立てるのに費用が結構かかったので、他のものは問屋さんもやっている着物屋さんへ行きました。
着物長襦袢の仕立て→12万円
他帯など一式→6万7千円
私、正直、着物は反物持っていっているし、こんなにかかると思っていませんでした(笑)お義母さんは、長襦袢のも全部やったらこんなもんていうか仕立ても、ほんまに綺麗やし、デパートやったら、こんなもんじゃないからと言ってくれて、出してくれました。あーりーがーたーやーーーーーー。
流石に、他は私揃えてくる!!と言って、揃えてきました。
こちらは、私の母が応援してくれまして(笑)
あーりーがーたーやーーーーーです。
たまたま、その問屋さんもやっている着物屋さんを知っていたので、その他一式も着物にそれなりに合う物で揃えて、安く済んだと思います。
この後、着付けと撮影代、ご祈祷代金、お食事代なんかも入ってきますね。
もう、この勢いはとめずにやってしまえ〜楽しんでしまえ〜の精神です(笑)
この写真は私が行った着物屋さんの一番お高いコーナにあった着物です。
長襦袢とセットになっていて、10万以上していたので、反物を持っていって仕立ててもらったのと変わらないなと思いました。
着物はピンきりだから、これでもびっくりするようなお値段ではないので、一つの参考になれば幸いです。
帯の選びかたが難しい!!
娘に選ばしたのですが、これが、まあ、時間がかかりました(^_^;)
本当に難しいんです。
七五三の帯って、その年にもよりますが、赤、緑、黒、金系のどれかが主流なんです。
我が家は、お婆ちゃんが残してくれていた反物を仕立てたので、がっつり渋いところに、華やかな帯を当て、本人希望の黒にしたいっていうのが、どう合わせるのかが難しかったです。
着物の上にのせるのと、着物の帯のようにして見るのとは全然違います。
呉服屋さんがやってくれたのは、もっと、帯のように見せてくれたので、もっとイメージしやすかったです。
着物の色から選ぶと本当はもっとしっくりくるんですが、そんな渋い色は子供用には売っておらず、大人の帯を作り変えるならできると言われましたが・・・
もうそこまでやったら、時間もお金もかかるから、これで我が家は十分にしました。
七五三の用意をした感想まとめ
髪飾りは、頼む美容師さんが、着物のあまり布で作ってくれるそうなので、それも楽しみです。着付けができて、日本髪が結える美容室って、どこでもってわけにはいかないので、これも、予め調べておくことが必要ですね。
我が家の場合は、お義母さんの行きつけのサロンが、着付けも日本髪も結えて、実家からも近かったので助かりました。
写真は自分でも撮るんですが、お友達に教えてもらった、カメラマンを頼むことにしました。友達が教えてくれたのは、くらしのマーケット。
カメラマンを探すこともできて、低価格で大満足だったそうで、その写真を見せてもらいました。出張着付けもありますよ!
かなり多くのカメラマンさんがいるので、一見の価値はあります。
値段も、数千円から数万まで色々です。
今まで、写真館でいつも写真をとっていたけど、今度は出張カメラマンさんにお宮参りで写真をお願いしようと思っています。
今なら出張カメラマンや出張着付けをくらしのマーケットから依頼すると、アマゾンギフト券がもらえるキャンペーンもやっています。チェックしてみて!おすすめです。
※2019年9月26日(木)〜12月10日(火)
ご祈祷代金も、まちまちです。
ママ同士で七五三もよく話題になるんですが、あそこはいくらとか話になります。
これは、大きなところほど、安い傾向にあると思います。
大きな所は予約なしで当日手続きでオッケーだったりします。
自分の住んでいる氏神様とか、実家の昔から馴染みのある氏神様とか、七五三で有名な氏神様とか色々あるので、これも、色々調べておくことをおすすめします。
地域によっても、それぞれ風習が違いますよね。
かければどれだけでもかけられる、七五三。
どれだけかけるかは、人それぞれ、家族の形があると思います。
地域や風習でも、随分と変わると思います。
我が家は思いっきり頑張っております(笑)楽しんでおります!
毎年恒例の、お正月に着させて初詣もまたできるし、今度はちょっと着崩して、ピアノの発表会でも、着させよう!と盛り上がっています。
娘も着物大好きなので、のりのりです☆
お義母さんは、男の子しか産んだことなかったし、七五三がこんなに楽しいもんやってわからんかったわ〜、女の子楽しいわ〜と言ってくれております。
昔は、7歳まで生きられないことも多々あった時代で、7歳になったことが女の子の成長のお祝いでもありました。洋服でも和服でも、普段着でもなんでも、今ある我が子の成長をお祝いしたいものですね。
七五三の一つの形をまとめました。
誰かの参考の一つにもなれば幸いです。
また、七五三の着付けや、お参りしたときの撮影なども含め、七五三ブログ続編もまとめたいと思います。
どうか、参拝日晴れますように!