櫻子さんの足下には死体が埋まっている 第10話 最終回
青葉VS櫻子の戦いというよりは、青葉VS櫻子ファミリーでしたね。
櫻子自体(観月ありささん)は、心が弱く繊細で、青葉(林泰文さん)に、
完敗でした。
青葉の正太郎(藤ヶ谷太輔さん)への洗脳は、全く効かず、一番心が清く芯が強いものへの象徴かのようです。
『君の蝶はどんな形をしているのかなぁ・・』
と、青葉が正太郎に迫ったシーンはゾクゾクしましたね^^;
しかし、犯人と知らない正太郎はえっ?と、不思議がった程度で終わり、
ある意味最強です(笑)
設楽教授(柴俊夫さん)の信念と、櫻子を支えるアトラス達が導いた勝利の最終回まとめます。
人の心を操り、殺させ、自分が一番欲しい蝶形骨だけを頂くという、残忍なイカレ野郎なのですが、、見た目は優しくどこにでもいそうで、まともな青葉役を見事に演じている林泰文さん。
暴力性は持ち合わせていなく、心理戦で櫻子を追い詰めていきます。
自分の醜さに落ち込み切る櫻子を支えたのは、正太郎とばあやでした。
この時の台詞が、素敵です!
【正太郎】
少なくとも、櫻子さんは僕にとって必要な存在です!
僕は櫻子さんに出会ってしまった。
関わってしまった。だから、出会う前には戻れませんよ!
僕の中に櫻子さんは確かにいるんです。
でっかい態度で!!それだけじゃ駄目ですか?存在理由になりませんか!?
【ばあや】
自分は誰からも必要とされてないなどと、少々悲劇のヒロインが過ぎますよ。
そうやって可憐に嘆き悲しむのは10代の少女までです。
それに、世界中の誰もがお嬢様を憎もうとも、正太郎坊ちゃまとばあやがいるじゃありませんか。それ以外にもまだ必要ですか?
欲しがりますね〜。失礼します。
あ〜〜!!辛気臭っ!!
悩んだってしょうがないでしょ!?
動けば良いんですよ。理由だってなんだって良いんです。
食べたきゃ食べれば良いんです。
食べる理由なんて小難しく考える必要なんてないんです。
でないと、シャーベット溶けちゃいますよ。
勿体無いからばあやが頂きます。
青葉を追い詰める事も、決定的な証拠がないまま、設楽教授は亡くなる。
病院で荷物を整理する櫻子と正太郎。
その時、正太郎が地図帳を見つけ、地図帳も「アトラス」と言うんだと櫻子が説明する。その地図帳のアトラスに、設楽教授はICレコーダーを隠して、青葉が殺人教唆を認めた会話を録音していた。
それを元に、青葉は警察に捕まる事となる。
最後は、海辺で、頭蓋骨を拾う櫻子達。
正太郎と愛理も、動揺することなく観察していた。
正太郎が櫻子へ心惹かれるものは、恋愛ではなく、姉のような存在で、櫻子もまた、弟のような存在という設定なのですが、これは、なかなか難しい役だったと思います。
最後に正太郎の心の声が聞きたかったな〜。
DVD発売もなく終わってしまいました。
見逃し配信はFODプレミアム!!
今度は、アニメ版を楽しみたいと思います👋