青森県に3世代で旅行に行ってきました。
宿泊したのは、星野リゾート『界』津軽。
我が家の旅行は、健保組合で行ける旅館やホテルをよく使うんだけど、今回は、ちょっとリッチに行ってみよ〜ということで、こちらに宿泊することに。
と、言っても、びっくりするような価格ではありませんでした。
こんな価格で、ここまで至れり尽くせりなら、逆に安い!くらいです。
帰ってきた今でも、5歳娘は、星野リゾートまた行きたいと言うくらいです。
ドアマンがお出迎えしてくれて、車のドアもあけてくれます。
庶民の私にとったら、これも、
嬉しいサービスというより、少し恥ずかしいくらい(笑)
そして、圧巻のロビーの美しさが目に飛び込んできます!
無料で楽しめる事が多い!
こぎん刺し体験ができます。
我が家には5歳の娘がいるので、参加できるか聞いてみたら、大丈夫ですよ〜と、快く参加させてもらえました!!
こぎん刺しとは、青森県津軽に伝わる刺し子の技法のひとつで「刺しこぎん」とも呼ばれます。 津軽地方では、野良着の事をこぎん(小布、小巾とも)と呼んだためこの名前がついた。 一般に青い麻布に白い木綿糸で刺す。 他の刺し子との違いは、縦の織り目に対して奇数の目を数えて刺すことである。
Wikipediaより抜粋
5歳の娘に、本当に丁寧に丁寧に教えてくださった、ホテルの方に感謝でした。
一番簡単な図案ではあったののですが、3つのデザインがあり、1つでも出来たら、もういいですよと言ったのですが、根気よく最後まで丁寧に教えてくださいました。
娘も、針仕事をやってみたかったので、真剣に最後まで頑張り良い経験が出来たなと思います。
私も、お婆ちゃんも挑戦!
これが、手芸好きにはたまらなく楽しい。
こぎん刺しにハマっちゃいました。
大人にも、きちんと説明し、途中でも見てくれ、
わかりやすい説明書きも用意されています。
出来上がりました〜。
娘も誇らしげです!針も、大きな刺繍針なので、先も丸く、これは、5歳のお針仕事には最適ですね。
続きまして、津軽三味線の生演奏がロビーフロアで聞けます。
この素晴らしい絵をバックに、津軽三味線の迫力の音色が、心に刺さりまくります!
津軽三味線って、こんなに迫力があるんですね。
感動しました!
終わった後には、津軽三味線の体験が出来ました。
たまたま、プロの先生の場所に誘導されて、5歳でも体験できますか?と尋ねると、最年少の挑戦者ですね!持ったりはまだ難しいから、鳴らすだけでもいいですか?と言ってくれて、弾かせてくれました。
私も、主人も挑戦して、この日は「さくら」を弾くことができました。
音楽って良いですね。
ウェルカムドリンクは勿論のこと、ロビーにもコーヒー等の飲み物が自由に飲めるコーナーもありましたが、湯上がりに、リンゴ酢とごぼう茶を飲めるコーナーもありました!
そして、アイスキャンディーもご自由にどうぞなんですよ〜。
湯上がりに食べちゃいますよね〜。
お部屋がとっても素敵!
青森のこぎん刺しのデザインを活かしたインテリアが盛りだくさん。
ルームキーもその一つ。
お部屋に入った途端、本当にどこを見ても素敵で、心がおどりました。
天井も高くて、お部屋も広くて、素敵としか言いようがない。
和室で、こんなにモダンにしかも、青森の伝統工芸を活かしている所が、良いですよね。ただただ、素敵なデザインのお部屋というよりも、青森に来たという事が心にも残るお部屋だから。
これも、こぎん刺しです。
本物はもっと素敵なんですよ。
飲み物コーナーもありました。
ここにかけられている絵も、こぎん刺しのデザインです。
トイレもとっても綺麗です。
さり気なく、こぎん刺しの額縁があって、私も作ってみたくなりました。
大浴場もあるんですが、お部屋のお風呂も気持ちよさそうでした。
アメニティも一つ一つ、風呂敷に包まれていて、この風呂敷を袋にする結び方が書かれた栞が挟まれているんです。
化粧水や、乳液も気持ち良いものばかり。
香りも良かったですよ〜。
子供用のアメニティも可愛かったですよ〜。
くまちゃんのハンカチと、スリッパ、歯ブラシは、ミスターフレンドリーでした。
夕食が綺羅びやかで、どれをとっても美味しい!
とても、広い御食事処は、各テーブルでお庭が楽しめたり個室を楽しめたり、各場所で楽しめるように作られています。
子供用のお品書きに子供が楽しんで食べる事が出来る工夫が!!
これには、驚きました。
子供用のお食事も、全て素敵な食器が使われ、目からも楽しめます。
そして、一つ一つ食べたら、めくれる様になっているんです。
娘は、少食で、好き嫌いもあるんですが、楽しんで食べていました!
大人の夕食は、間違いなく美味しくて、最高でした。
沢山出てくるので、一部抜粋してます。
シャンパンのような飲み物は、青森のシャイニースパークリングアップル(ノンアルコール)で、婆ちゃんも私も、娘も一発でお気に入りに。
余談になりますが、地元スーパーに買いに行きました。
モンド・セレクション金賞も受賞しているそうです。
お料理は、これ、みたら分かるよね。
目からも楽しませてくれるし、美味しいしで、3世代で楽しませて頂きました。
ご飯も目の前で炊き上げてくれます!
デザートのアイスも、りんごチップス付きで美味しかった〜。
これも美味しすぎて、りんごチップスは、お土産店で購入したほど(笑)
旅行での楽しみは、じっくり楽しめるお食事と家族での会話につきます!
とりとめもない話で、何を話したかなんて、覚えていませんが(笑)
私にとって、上げ膳据え膳でゆっくり楽しめるお食事は最高の幸せタイムです。
ご当地朝食が美味しすぎ!
朝食も、青森を感じさせてくれ、きちんと説明してくれます。
ホタテの身を鰹節やネギと味噌で味付けし、卵でとじる津軽の郷土料理「貝焼き味噌」は、その場で作り、熱々です。これも、めっちゃ、美味しかった〜。
美しすぎる廊下
このこぎん刺しのデザインが広がる廊下は、世界のホテルの美しいホテル10選に選ばれているんだそうです。
青森って、素敵!星野リゾートって素敵〜と思わせてくれる、廊下でした。
夏季限定!庭園の池にこぎん灯籠
期間:2018年6月1日~8月31日で、開催されるそうです。
なんとも幻想的で、ずっと見ていられます。
とにかく、全てにおいて行き届いているんだけど、とにかく、窓ガラスが綺麗!
意外と、ここまで徹底している所は、本当にないんですよね。
お見事!
青森を感じられるお土産品が盛りだくさん!
ロビーフロアできいた津軽三味線の演奏は、津軽三味線全国チャンピオンの方で、渋谷幸平さんといいます。CDがズラリとならんでいました。
そんな方の演奏が聞けて、手ほどきを受けたんだな〜と、嬉しくなりました。
こぎん刺しや津軽塗の商品がずらり。
こぎん刺しも、デザイナーズ物も置いていて、いわゆる工芸品色が強い感じはしないものが多いです。
ちょっと、こぎん刺しに魅せられてしまい、津軽こぎん刺し体験キットとか、こぎん糸買っちゃいました。星野リゾート界津軽の限定品です。
それから、小銭入れも娘がどうしても欲しいというので、思い出に購入。
綺麗な色合いだったし、私もたまに使わせてもらお(笑)
お風呂がとっても素敵!
中は撮影出来ないので残念ですが、
この日は、檜風呂でヒバりんごが浮かべられていました。
夏場だけ、りんごに見立てたヒバりんごが浮かべられているんですが、いい香りがしますよ〜。娘は大喜びでした!
今度は、本物のりんごが浮かんだお風呂に入ってみたいです。
お風呂前の廊下には、ねぷた祭りを思わせる、扇型の武者絵が飾られています。
星野リゾートって、皆ハマるはずだわって、単純に思いました!
地域を大事にしていて、おもてなしの心がある。
田舎に、似つかわしい綺羅びやかな洋館で、手入れも行き届かず、朽ちていく旅館やホテルは沢山あるけれど、ここはずっと残っていくホテルだなと思います。
家族旅行にも、友達と、一人旅の方にも、おすすめのホテル間違い無しです!